【高倍率GD完全攻略記③】グループディスカッションで建設的な議論をする方法(基本編)

グループディスカッションの基本的な進め方について解説します。最後に、グループディスカッションで使うフレームワーク(枠組み)を書きます。よく学んで、実践で磨いてください。まずは、グループディスカッションの基本用語を解説します。

基本用語

ブレーンストーミング

・・・みんなの頭の中にあるものを掃き出すこと、の意。議論が始まって、とりあえず全員の率直な意見や考えを場に引き出して、共有することが目的。

構造化

・・・得られたアイディアや共通項を元に項目ごとに分けたり、軸で切ったりして、解決策や具体的な言葉を入れる「箱」を作ること。KJ法などの考え方を参考に。図を作ると、全員が共有できて、効果的。(ある項目の箱が空だったらそこに抜け落ちた議論があるということが分かったり、逆に箱に入りきれない意見から、より一般的な構造を作りだすことで議論が深まったりする。)

フレームワーク(枠組み)

・・・構造化する際に使う箱のパッケージのこと。有名なもので3C、4Pなど。このページで解説します。

次に良いグループディスカッションとはどう進行するグループディスカッションか、概念を示します。

グループディスカッションの基本的な議論の方法

ブレーンストーミング⇔構造化

・・・基本的にはみんなのアイディアを出しながら、構造化し、逆に構造化した図から具体的なアイディアを出して、新しい構造を作り出していきます。「鳥の目(bird’s eye view)と虫の目(insect’s eye view)」とも似た考え方です。

具体的に、グループディスカッションの基本的な流れは以下になります。議論が抜けている項目(目的の共有など)があると、グループディスカッションの最後で蒸し返して、結論の出ないなし崩し的なグループディスカッションになります。

 

グループディスカッションの基本的な流れ

ブレーンストーミング⇔構造化

1:目的共有
2:論点抽出(問題点や市場の分析)
3:アイディア出し
4:まとめと結論・意思決定

 

20分の場合は以下のように進めたら良いでしょう。おおまかな時間を最初に区切って決めます。

グループディスカッションの基本的な流れ(20分の場合)

1:目的共有(3分)
2:論点抽出(問題点や市場の分析)(5分)
3:アイディア出し(5分)
4:まとめと結論・意思決定(5分)
※最初に
「あと17分あって、最後の5分はまとめに必要だよね。そしたら、残った12分を6分ずつに区切るとして、問題点6分くらいで分析して、それに対するアイディアを6分くらいでみんなで議論しよう。」
とか
「あと19分あって、最初に考える時間を4分くらいとろうか。そしたら、15分あって、最後の5分がまとめに必要だから、残りの10分が議論の時間だね」
とか、分類はざっくりとでいいので、時間の流れを明確に共有しておきます。
そうすることで、議論が停滞して結論が出ない危機の時に「もうあと○○分しかないから、ここはこのくらいのところ(落としどころ)にして、次の議論に移らないか」というように進めることができます。

 

答えの無いグループディスカッションの基本的な流れは以下のようになります。

グループディスカッションの基本的な流れ(答えの無いグループディスカッションの場合)

ブレーンストーミング⇔構造化

1:目的共有(何を持ってして目的を達成できたとするのか)
2:アイディア出し(ブレーンストーミングを行う)
3:論点抽出
4:まとめと結論・意思決定

 

次は答えのあるグループディスカッション(ものを売れ(メーカーによくあります)、市場規模を見積もれ(コンサルによくあります)、などのテーマ)でのグループディスカッションの基本的な流れです。

グループディスカッションの基本的な流れ(答えのあるグループディスカッションの場合)

ブレーンストーミング⇔構造化

1:目的共有
言葉の定義、主体設定、目的設定
2:論点抽出(問題点や市場の分析)
フレームワークの活用。よく使うのが現状分析(3C分析+4P分析)、戦略策定(ポジショニング、ターゲット設定、コンセプト決定)など
3:アイディア出し
4:まとめと結論・意思決定

答えのないグループディスカッション・答えのあるグループディスカッションの具体例は2ページ先で解説します。すぐ見たい人はこちら

次は:フレームワーク(枠組み)の習得(構造化に用います)

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東京GD練習会代表:迫田良平(慶應理系の起業家)
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